2050 未来教育研究所設立セミナーレポート

2050 未来教育研究所設立セミナーレポート

~意欲・能力を数値化し、教育効果を高める方法~

 

2018年2月16日(金)に福岡(天神 NK ビル貸会議室)にて、2050未来教育研究所設立セミナー の第一回を開催いたしましたので、一部をご紹介させていただきます。

 

<開催内容>

<講演①>「2050の日本と教育について」 2050未来教育研究所 所長の福原 正大より、予測される2050年の未来と、その未来に必要とされる力、コンピテンシー教育の必要性について、海外の事例を動画など交えてご紹介をしました。

 

<講演②>「AIで、学生と企業が求める能力を可視化」 2050未来教育研究所 代表理事 中里 忍より、コンピテンシー評価プラットフォーム「GROW」 をもとに、すでにANAや三菱商事など多くの企業の採用現場で活用されているコンピテンシー 評価の事例をご紹介しました。

 

<講演③>「大学の教育革命~ GROW を活用した教育事例の紹介~」 大学教育現場の事例として、小樽商科大学の大津昌先生より、インターンシップや地域連携型 PBLの取り組みと、その評価方法についてお話いただきました。具体的な評価項目や、評価の 結果(他大学との比較)、できていることと課題についても共有されました。

 

<質疑応答(一部)>

質疑応答では、予定の時間を大幅に超えて数多くのご質問をいただき、意見交換をさせていた だきました。終了後も含めて、多くのご質問をいただきましたので、一部、ご紹介させていた だきます。

・企業が求める能力と、大学として教育すべき能力を、どのようにすり合わせていくべきか、 非常に悩んでいる。企業が求める能力にしても、毎年変化していく中で、大学はどのような質 保証を すべきか、悩んでいる。

・コンピテンシー教育は就職先の幅広い大学や学部の方がマッチしているイメージがあったが、 本学のような特定の専門職に就く大学の場合でも、伸ばすべきコンピテンシーを絞ることで十 分に活用できることが分かった。

・すでにコンピテンシー評価の仕組みを取り入れているが、上手く活用できていなかった。そ の原因が、全てのコンピテンシーを扱っており、自学の学生に合ったコンピテンシーにフォー カスできていなかったためだと気づいた。

・大学が育成したい人材像をシャープにし、偏差値にとらわれることなく、学生の適性や特性 を見る入試などの特徴を打ち出すことが重要かもしれないと感じた。 (偏差値が高くても、育成したい職種に合致しない場合は、不合格にするなど)